三國連太郎 息子 確執

三國連太郎さんの訃報から少し時間が経過し、息子である俳優・佐藤浩市も落ち着きを取り戻しているでしょう

以前から言われていたことですが、この親子には確執があります。

それは息子の佐藤浩市は、三國連太郎の３番目に再婚した相手との子供であるという所以が大きいようですね。




親としての三國連太郎は破天荒な人生を歩んできました。

俳優としての道を極めんが為でしょう。

私が三國連太郎をイメージするのは「釣りバカ日誌」での、あの穏やかなスーさんでしかありません。

しかし若かりし頃の三國連太郎の役者になり切る姿勢は本当に素晴らしいものでした。





新人女優はこぞって三國連太郎と共演することを恐れたようです。


三國連太郎と有馬稲子が共演した話題作
「夜の鼓」


（amazon)

この作品の中で三國連太郎は有馬稲子を本気で殴り、有馬稲子は失神寸前までいったようです。

楽天では既に売り切れになっており、商品は出品されていませんでした。

三國連太郎さんの訃報を受けて、売れているようですね。





三國連太郎のもうひとつのエピソード。

よりリアリティを出すために、女優と絡むシーンにおいて演技ではなく本番に臨もうとした、という伝説もあります。

今となっては笑い話ですが、佐久間良子や有馬稲子自身が発言していますから本当だったんでしょうね。

相手女優さんにその後ひっぱたかれた、という。

三國連太郎の役者づくりは本物だったことの証です。





該当作品を探してみましたが、「これだ！」と思えるものがなかったのですが、
この作品ではないかなぁ、と思います。

三國連太郎・佐久間良子・三田佳子

がキャスティングされています。

DVDのタイトルからしても、おそらく。

愛欲／佐久間良子【もれなくクーポンプレゼント・読書家キャンペーン実施中！】

数々の伝説エピソードをもつ三國連太郎。

息子として佐藤浩市が「役者になる」と言ったときは、反対もしたようです。

売れないとメシを食えないですし、自分の役者としての苦しみを十分に理解しているから、
息子にはそんな思いはさせたくなかったのでしょう。

佐藤浩市と三國連太郎には確執があるだとか不仲だとか言われていますが、世間が思う
よりも三國連太郎はきっと息子を愛していたに違いない。

少なくとも、私にはそう感じました。





前回の記事でも紹介しましたが、昨日の佐藤浩市の記者会見は言葉が詰まるものがありました。

実の父である三國連太郎に対して「あなた」と呼ぶ。 三國連太郎は、息子に「おまえ」と呼ぶ。


親子というより役者としての関係性が強かった、と息子の佐藤浩一は話していました。

そして時折みせる目に涙がにじむ表情。

素晴らしく哀しかった。



【公式動画】ANNnewsCH
三國連太郎さん死去　佐藤浩市さん会見ノーカット（13/04/15）



しかし、息子さんの佐藤浩市は歳を重ねるたびにいい顔になってきてます。

昔はそれ程格好いいとは思いませんでしたが、今の佐藤浩市さんは本当に色気のある
ダンディーな表情になりました。

三國連太郎さんも天国からきっと息子を応援していると思います。

親子に確執なんてもうないです。


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